仕事のモヤモヤ相談室【Vol.6】メンバー同士の仲が悪く、チームの雰囲気がギスギスしています。
- takedacozy
- 1 日前
- 読了時間: 3分
Q. メンバー同士の仲が悪く、チームの雰囲気がギスギスしています。どうしたらいいですか?
A. ギスギスしたチームの改善には、まず「共通の目的」と「安心感」をつくることがカギです。チーム内での雰囲気が悪いと、日々の業務にも支障が出てきますよね。
💡 チームの雰囲気改善のヒント
①リーダー自身が率先して良好な人間関係を築く
リーダーが他のメンバーと積極的にコミュニケーションを取り、良好な関係を築くことは、チーム全体の雰囲気に大きな影響を与えます。まずはリーダー自身が、オープンで友好的な態度でメンバーに接しましょう。
②1対1での関係構築を地道に積み重ねる
個人との信頼関係を1人ずつ丁寧に積み重ねましょう。「何が不満か」よりも「どうなったら嬉しいか」に着目した方が前向きな対話になります。問題点があるようなら、事実関係を冷静にヒアリングします。ただし、相手の意見には、その人の主観が入り過ぎて感情的になっていることもあります。表面的な事象だけでなく、根深い問題点を探りましょう。
なお、チームのコミュニケーションに協力的なメンバーには、感謝を伝え、丁寧な対話を引き続き行っていきます。
③個々の役割と責任を明確にする
メンバーそれぞれの役割と責任範囲が曖昧だと、責任の所在が不明確になり、不満が生じやすくなります。誰が何をすべきかを明確にすることで、無用な衝突を避けることができます。
④個々のメンバーの強みや貢献を認め
メンバーは、自分の頑張りが認められていないと感じると、モチベーションが低下し、チームへの不満につながります。日頃からメンバーの強みや貢献を認め、感謝の気持ちを言葉や態度で伝えましょう。
⑤公平性と透明性を意識する
リーダーが特定のメンバーに肩入れしたり、不公平な判断をしたりすると、他のメンバーの不信感を招き、チームの分断を招きます。全てのメンバーに対して公平に接し、意思決定のプロセスを透明化することが重要です。
⑥メンバーの意見や提案を積極的に聴く
メンバーは、自分の意見が尊重されていないと感じると、チームへの貢献意欲を失い、不満を抱えやすくなります。積極的に意見や提案を求め、真摯に耳を傾けていきましょう。
⑦共通の目的を再確認する場をつくる
「何のためにこのチームがあるのか?」を立場を越えて共有することで、個人の対立よりも「ミッション」に意識が向く。
⑧対立や衝突を避けるのではなく、建設的な解決を促す
仲が悪いチームでは、対立や衝突が起こりがちですが、それを頭ごなしに抑えつけるのではなく、当事者同士で話し合い、建設的な解決策を見出すように促しましょう。リーダーがファシリテーターとして介入することも検討しましょう。
⑨チーム内での成功体験の共有
小さな成功体験でも共有することで、チームの士気が高まり、ポジティブな雰囲気が生まれます。目標達成時には、チーム全体で喜びを分かち合い、一体感を醸成しましょう。
これらの点を意識し、根気強くチームの改善に取り組むことで、メンバー間の関係性は必ず良い方向に向かうはずです。人間関係の悪化は、「きっかけ」は小さくても、「放置」が問題を大きくします。
リーダーシップを発揮し、チームを一つにまとめていきましょう
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